プロフィール

profile.jpg 千葉県出身。ダウン症の障害を持って生まれました。千葉市内の持別支援学級〈たんぽぼ学級)で学び、中学校から仙台に転居。いずみ養護学校を卒業。

 現在、「すていじ仙台」でケーキやクッキーを作って働きながら「荒川知子とファミリーアンサンブル」として演奏を続けています。

 父はフルート、母はピアノ教師、兄(洋さん)は新日本フィルハーモニー交響楽団のフルート奏者の音楽一家のもとに育ち、幼少の頃から音楽が大好きだった知子さん。学校が大好きでいつも笑顔で、何にでもチャレンジする姿や、いっぱいの夢を毎日の日記に書き綴り、何にでも興味を持って頑張る姿が今日の知子さんの成長した姿と重なります。

 知子さんは9才よりリコーダーを吹き始め、2001年仙台で開催された「第1回とっておきの音楽祭」からファミリーアンサンブルの形で演奏を始め、ダウン症の全国大会(広島市)で招待演奏、千葉市テプコ地球館ホールでのリサイタルなど各地で演奏してきました。その澄んだリコーダーの音色はたくさんの心に沁み、その笑顔と共にたくさんの感動を与えてくれました。有名な作曲家の林光さんが、洋さんと知子さんへ「二羽の鳥、飛びながら話している」を作曲され、林光さん自身がピアノ伴奏する中で初演を行いました。共に生きることの素晴らしさを実感できた瞬間でした(今日は、洋さんはオーケストラの仕事のため演奏できずにとても残念です)。

 お兄さんのコンサートでもアンコールで一緒に演奏したり、お兄さんが作曲した曲も演奏。ファミリーアンサンブルとして本当に家族みんなでお互いを大切にしあいながら、いっぱいの愛情の中で育ったその暖かさや輝きを、今日の演奏の中に感じていただければ幸いです。

 2006年10月、日本バリアフリー協会主催の音楽コンクールに参加し、全国132組の応募があった中から15組の本選出場に選ばれ、東京国際フォーラムで演奏しました。今日も演奏していただくオフコースの「愛の唄」が審査員の大好評を博しました。

 2007年4月からNHK仙台放送局で放映されている「情報テラス宮城」の「朝のスケッチ」コナーでテーマ曲(洋さん作曲)を演奏し、毎日放送されています。2007年5月より全国で上演されているドキュメンタリー映画「オハイエ」に出演。

 CD「イーハトーブ ウインズ」「ありがとうの音楽」(コロンビアミュージックエンタティメント)で「愛の唄」を収録し発売しています。2008,3,29に、「荒川知子とファミリーアンサンブル」のオリジナルCD「みんなしあわせ」が発売予定です。

 こんなに笑顔が素敵で、いろいろなことに毎日チャレンジし、家族みんなでその輪をどんどん広げていっている荒川ファミリー。共に生きるって本当に素敵ですね。

(千葉市でのコンサートプログラム紹介文より)